米国外科学会・米国遺伝性腫瘍学会にて当院副院長が研究発表を行いました
- 藤吉クリニック

- 10月28日
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〜シカゴとセントルイスでの学会参加報告〜

2025年10月、当院副院長がアメリカ・シカゴおよびセントルイスで開催された2つの国際学会に参加し、研究発表を行いました。
最初の訪問地、イリノイ州シカゴでは米国外科学会(American College of Surgeons Clinical Congress 2025)にて、
「大腸がんにおける酪酸産生菌と全身性炎症マーカーの変化」
をテーマに口演発表を行いました。

腸内細菌と炎症・発がんの関連を探る本研究は世界的にも注目度が高く、発表後には多くの研究者との活発な意見交換が行われました。
「風の街」と呼ばれるシカゴは、近代建築や音楽文化でも知られる都市であり、学会を通じて国際的な医療の最前線と活気ある街のエネルギーを肌で感じる機会となりました。
続いて訪れたミズーリ州セントルイスでは、遺伝性消化器がんに関する国際学会(CGA-IGC 2025)にて、
「日本の地方におけるリンチ症候群のユニバーサルスクリーニングと遺伝学的検査の実態」
についてポスター発表を行いました。

設立30周年を迎えた記念大会には、世界的な専門家が多数参加。
最新の研究動向を共有し、今後の国内での検査体制や研究の発展に役立つ多くの示唆を得ることができました。
今回の参加を通じて、副院長は国際的な医学知識を深めるとともに、海外の医療者との交流を通じて新たな視点を得ることができました。
当院では今後も、こうした学術的研鑽を臨床に還元し、地域の皆さまへより質の高い医療を提供できるよう努めてまいります。
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ACS2025(American College of Surgeon Clinical Congress 2025)
October 4–7, 2025. | McCormick Place, Chicago, Illinois
Session SP302-3 - ePosters VI - Station 3:
”Surgical Oncology III Changes in Butyrate-Producing Bacteria and Systemic Inflammatory Markers in Colorectal Cancer”
CGA-IGC 2025(The Collaborative Group of the Americas on Inherited Gastrointestinal Cancer)
October 9-11, 2025.| St. Louis, Missouri
”Universal Tumor Screening for Lynch Syndrome and Rate of Germline Genetic Testing in Japanese Countryside”




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